フォステクス(Fostex)"かんすぴ"シリーズ 第3弾 P650K/P650-E 6.5cmフルレンジユニット&スピーカーボックス が発売されます。


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◎ 「かんすぴ」シリーズ第3弾「P650K」「P650-E」を発売


        
 左:FOSTEX P650K 6.5cmフルレンジユニット
 右:FOSTEX P650-E スピーカーボックス

 ● P650K 6.5cm口径フルレンジユニット
   FOSTEX(フォステクス) かんすぴシリーズ
   標準価格:¥1,100/台(税別) 発売予定日 2014年10月下旬

  《 シリーズ最小の6.5cm口径「ステレオ2010年7月号:P650 KIT」の
   市販量産化モデル?、量産化・音質改善のため、接着材・振動板
   素材等の改良変更で進化した、高コストパフォーマンスモデル
 》

 ● P650-E P650K用スピーカーボックス
   FOSTEX(フォステクス) かんすぴシリーズ
   標準価格:¥1,300/台(税別) 発売予定日 2014年10月下旬

  《 バスレフ型エンクロージャー(85W×170H×126Dmm、内容積1[L]
   、質量0.53[kg]、最質:t9パーティクルボード、仕上:レッド
   チェリー)、他、必要部品を組込み音質調整済み、簡単に自作可能


        

        

 上左:FOSTEX P800K 8cmフルレンジユニット
 上右:FOSTEX P800-E スピーカーボックス
 下左:FOSTEX P1000K 10cmフルレンジユニット
 下右:FOSTEX P1000-E スピーカーボックス

 ● P800K 8cm口径フルレンジユニット
   FOSTEX(フォステクス) かんすぴシリーズ
   標準価格:¥1,300/台(税別) 発売日 2012年10月下旬

  《 8cm口径「ステレオ2011年7月号:P800 スピーカーユニット KIT」
   市販量産化モデル、P650Kの低音の伸び・量感がアップした上級機
 》

 ● P800-E P800K用スピーカーボックス
   FOSTEX(フォステクス) かんすぴシリーズ
   標準価格:¥1,400/台(税別) 発売日 2011年7月下旬

  《 P800K向けバスレフ型エンクロージャー(100W×200H×148Dmm,
   内容積1.86[L])「FE83En,FF85WK」も取付可能な高CPモデル 
 》

 ● P1000K 10cm口径フルレンジユニット
   FOSTEX(フォステクス) かんすぴシリーズ
   標準価格:¥1,600/台(税別) 発売日 2012年10月下旬

  《P800Kの上級機、低音域の伸び・量感がアップした高CPモデル 》

 ● P1000-E P1000K用スピーカーボックス
   FOSTEX(フォステクス) かんすぴシリーズ
   標準価格:¥1,900/台(税別) 発売日 2012年10月下旬

  《 P1000K向けバスレフ型エンクロージャー
   (121W×243H×179Dmm)、内容積3.6[L])
   「FE103En,FF105WK」も取付可能な高CPモデル

    
    

 上:FOSTEX KANSPI-8
 下:FOSTEX KANSPI-10


 ● KANSPI-8 かんすぴセット(8cm)
   FOSTEX(フォステクス) かんすぴシリーズ
   標準価格:¥ 9,800(税別) 発売日 2013年12月18日

  ・8cmフルレンジユニット   P800K  ×2台
  ・P800K 用スピーカーボックス P800-E ×2台
  ・超小型パーソナルアンプ   AP05  ×1台
  ・高級スピーカーケーブル   1.5m  ×2本(1セット)

 ● KANSPI-10 かんすぴセット(10cm)
   FOSTEX(フォステクス) かんすぴシリーズ
   標準価格:¥ 11,400(税別) 発売日 2013年12月18日

  ・10cmフルレンジユニット   P1000K ×2台
  ・P1000K用スピーカーボックス P1000-E ×2台
  ・超小型パーソナルアンプ   AP05  ×1台
  ・高級スピーカーケーブル   1.5m  ×2本(1セット)

  ネット通販でのご購入はこちら

  ・amazon.co.jp
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   -> FOSTEX P650-E スピーカーボックス
   -> FOSTEX P800K 8cmフルレンジユニット
   -> FOSTEX P800-E スピーカーボックス
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   -> FOSTEX P1000-E スピーカーボックス
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  ・楽天市場  
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かんすぴ_P650K,P650E_発売-01


  ※)以下、・スピーカー         -> SP、
       ・スピーカーエンクロージャー -> 箱、
       ・スピーカーユニット     -> SP−UNIT、
       ・スピーカーケーブル接続端子 -> SP-CA-TM、
       ・(スーパー)ツィーター   -> (ST)TW
       ・(スーパー・サブ)ウーファー-> (SW)WF
       ・周波数特性         -> f特
       ・コストパフォーマンス    -> CP
       ・DIATONE SPSYS V1.1版
        for P-610MA/MB       -> SPSYS
    など、略す場合が有ります。

はじめに

 自作用スピーカーユニット・モデルで、初心者の入門用にお勧め
できる「フォステクス(Fostex):かんすぴシリーズ」の新モデルが
発売されます。

P650K :6.5cmフルレンジユニット』と
P650-E:P650K用スピーカーボックス』です。
新商品ですが「P650」と付く、製品モデル名より、

「ステレオ誌2010年7月号:付録 P650 SP−UNIT・KIT」が原型で、
それを[量産化可能]と[音質改善]を目的に改良して、発売する
のだと思います。

「P650-E」は「P650K」に合わせた低価格スピーカーボックスだと
推測します。「P800」発売時には「P800-E」が用意されていましたが
「P650」のときには「P650-E」は用意されていませんでした。

なぜ、今頃になって「P650」を4年間も時間を開けて、市販化モデル
として復活させるのか? 私には分かりませんが、

「かんすぴシリーズ」が好評であることは、ラインアップを充実させて
きていますので、分かります。

そして「P800K」+「P800-E」の組合せでも、ディスクトップ環境で
使用するには、サイズがまだ大きいので、そのような用途のために、
新たにラインアップを増やしたのかもしれません。

 それでも「P650-E」の横幅が 85[mm]と結構ありますので、机の上
での使用には、まだサイズが大きいですが、

ディスクトップPC用で、以前はもっと幅が広いモデルも沢山あり
ましたので、本格?オーディオ用としては、OKだと思います。
欲を言えばキリがありませんが・・・

 いつも通りに「P650K」「P650-E」が、どのような商品なのか?
独断と偏見で検証したいと思います。


1.「P650K」+「P650-E」について


 さしあたって「かんすぴシリーズ」SP−UNIT のスペック比較表を
作成しましたので、それを見ながら検証します。

 かんすぴスピーカーユニット仕様比較

スペック比較表より「ステレオ付録:P650」と「かんすぴ:P650K」は
規格値が微妙に違っています。しかし、写真を見ますと「SP-CA-TM」
以外は、形状が異なって見えません。

オリジナルが「P650」だと間違いなく言えるのは、

 ・実行振動半径 : 2.60[cm] ・バッフル穴寸法:(直径58[mm])
 ・マグネット質量:74  [g] ・総質量:249[g]

と、サイズ・形状に影響する寸法等が同じだからです。

仕様で、変わっている。

 ・等価質量     m0[g]:1.70 -> 1.80
 ・共振先鋭度    Q0   :0.75 -> 0.99
 ・最低共振周波数  f0[Hz]:150 -> 157
 ・出力音圧レベル[dB/W(1m)]: 85 -> 84
 ・許容入力     W[mus.]: 5 -> 15

は、特に見た目の形状変更しなくとも、変更出来る仕様です。

「SP-CA-TM」の変更は「P650」の時に、取付穴寸法が小さいので、
一度取り付けると、「SP-CA-TM」が穴に引掛り、取れなくなる
クレームがあった(直径60[mm]に大きく変更)のと、

量産加工時に「SP-CA-TM」の電線の極性±の端子を逆に取り付ける
ミスの防止(ポカよけ)のために、改良したのだと思います。

 ・等価質量     m0[g]:1.70 -> 1.80
 ・共振先鋭度    Q0   :0.75 -> 0.99
 ・最低共振周波数  f0[Hz]:150 -> 157

の変更は、音質(特に低音域)の改善で、100[Hz]〜300[Hz]の
聴感上大事な低音域の特性を良く聴こえるために味付けを変更した
のだと思います。

これは、「P800」->「P800K」の改良と似ていますので、間違いないと
思います。

別件で、推測ですが、センターキャップの素材が「P650」と「P800」で
異なっていて聴感上も「P800(P800Kと同じ素材)」方が私には、
良い音質に感じました。

よって、センターキャップは「P650」とは、素材を変えていると
思います。

「P650」は素人が組立てることを、前提で設計されていましたので、
量産用組立工程には向いていなく「P800K」同様に「P650K」は、

それをメーカーで量産出来るように再設計の改良(音質も改良?)をした
製品だろうことが推測できました。

よって、「P650」と「P650K」は、同じ音になるのかは、聴いてみないと
判断できませんが、非常に近い音であることは、間違いありません。

「P650K」は「P650」を土台に開発していますので、CPが高いのは、
間違いないと思います。

私は「P650」と「P800」の音を、エンクロージャーは異なっていますが、
小型密閉箱同士で比較試聴しています。

その感想は「P800」の出力音圧が下がって、ワイドレンジの範囲をやや
高音域にシフトしたのが「P650」の音であると思っています。音色は、
振動板素材が同様なので、非常に近い音だと思います。

  P650 スピーカー自作 例
   ・P650のスピーカー自作例

  P800 スピーカー自作 例
   ・P800のスピーカー自作例


スピーカーボックスの「P850-E」については、現在残念ながら、
詳細な仕様が不明なので、音質(特に低音域)については、
詳しく分かりません。

しかし、箱内容積が「P800-E」「P1000-E」より小さいにも
かかわらず、箱の板厚がt=9[mm]と上級機と同じです。
「SP-CA-TM」と内部配線材も、同じパーツを使っているようです。

よって、低音域の伸びは、上級機に及ばなく、望めませんが、
箱の剛性は高くなっていますので、

箱鳴り(聴こえなくとも、どんなスピーカーでも箱に入れていれば、
必ず発生して、音質を劣化させている)は間違いなく減っています
ので、音場感・透明感等は、上級機に勝っているハズです。

しかし、「SP-CA-TM」と内部配線材が同じことが、音質劣化を大きく
引き起こしていると想像しますので、交換したいところです。

この点は、低価格商品なので、自分で改良工作しなければ、あきらめる
しかないと思います。本格オーディオ用の音質劣化の少ないターミナル
は、大概「P650-E」と同価格以上のSPターミナルになると思います。

よって、そのようなパーツを使用すれば「P650-E」の価格は倍以上に
なります。現実として、無理な話です。

ちなみに、私は「P1000K」を「P1000-E」で使用する前に「P1000-E」の
「SP-CA-TM」を交換する作業を現在行っています。このブログ日記に
載せられる段階ではありませんが、そのようなことです。

  (かんすぴスピーカーBOX SP端子 交換パーツ一覧
   ・「P1000-E」のSPターミナル交換するための部品


あとがき


 『P650K』の音は「P650」から推測しますと、6.5cm口径のツィーター
レベルのサイズなのに、フルレンジユニットを目的としてるため、
出来るだけ、低音域の再生を充実させる設計が盛り込まれています。

よって、その反動で、楽に良質の再生が出来るハズの高音域の再生が
上手く出来ていません。「P800K」「P1000K」にも言えると思います。

よって、私の希望としては「かんすぴシリーズ」用の廉価なスーパー
トィーターが欲しいです。「ステレオ誌2014年8月号付録:PT20」が
流用できますが「PW80」が余ってしまいます。

また、小口径なので重低音も無理な話です。
ここも「かんすぴシリーズ」用の廉価なサブウーファーが欲しいです。

『P650k』「P800K」「P1000K」は、中音域の音質が非常に素晴らしい
のですが、再生周波数領域(ワイドレンジ)が「Fostex」さんの
フルレンジの中でも狭いので、

高音域と低音域を上手く伸ばせれば、音質については「鬼に金棒」
です(結構難しい問題です)。一消費者の取るに足らない戯言ですが、
私はそのように思っています。

最後に「ステレオ2010年7月号 付録 Fostex P650 Kit」と
「かんすぴシリーズ」についてリンクを張っておきます。
参考にして頂ければ私としては嬉しい限りです。

 ◇" ステレオ2010年7月号 付録Fostex P650 使用スピーカーについて

 ◇"かんすぴ"シリーズ について その1 -新発売-
 ◇"かんすぴ"シリーズ について その2 -箱シミュレーション-
 ◇Stereo2011年7月号付録 P800 その41 -P800-E P800(org)1-
 ◇Stereo2011年7月号付録 P800 その42 -P800-E P800(org)2-
 ◇"かんすぴ"シリーズ について その3 -P1000-E 10F/8422-03-
 ◇"かんすぴ"シリーズ について その4 -P800 LXA-OT1 LXU-OT2-
 ◇"かんすぴ"シリーズ について その5 -P800 P800K 比較 -
 ◇"かんすぴ"シリーズ について その6 -P1000Kシミュレーション1-
 ◇"かんすぴ"シリーズ について その7 -P1000Kシミュレーション2-
 ◇"かんすぴ"シリーズ について その8 -P1000K標準密閉箱設計1 -
 ◇"かんすぴ"シリーズ について その9 -KANSPI-8,KANSPI-10 発売 -

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